古事記編 「沼島」の秘密に迫る3「自凝神社」「山ノ大神社」「沼島での出会い」-No.12-

宿に荷物を預けこの日は1日沼島探索をじっくりしようと心に決め..出発!まずは「自凝神社」へ!

自凝神社、そして沼島での出会い

何気ない事が素敵な出会いに繋がってた…

いざ〜〜!

という気持ちで「自凝神社」へ向かったのですが大切なことに気づきます。

あ、「水」とかいるよねきっと。

その日は真夏日..綺麗に晴れて太陽サンサン。暑い〜。おのころ神社の後は島の半分を歩くルートになるし途中に自動販売機は絶対にない!と思い、森の差し掛かり寸前で一度引き返して「水」を買っていこうと思いました。

宿の自動販売機に水を買いに戻りました。
しかし…

宿の自動販売機の水が「売り切れ」!

宿の方に他の自動販売機がある場所を尋ねて別の場所へ..
都会の便利さを知る…水500ml2本購入して再度「おのころ神社」へ!!

すると..向かう方向に沼島の人…こっちを見ているので「こんにちわ〜」とご挨拶..

沼島の人

どこに行くの?

まなごん

「おのころ神社」へ行こうと思ってます!

沼島の人

「おのころ神社」へ行くならこっちからの方がいいよ、着いておいで

なんと!ありがたい…島の看板にしたがって歩いていたのですが、
その方に教えてもらった場所からの方が歩きやすいとのこと!

連れて行ってもらうと確かに小さく「おのころ神社へ」看板が!!これは見落とす〜!

ここ..重要な紹介ポイントだったのですが..沼島の人とお話して写真を撮り忘れ..!ネットで調べると詳細があったのでリンク貼ります。↓この方のブログにわかりやすく解説がありました!

沼島「 おのころ神社」行き方>>https://trip-nomad.com/trip/japan/onokoro/

沼島の方

どうやって沼島まで来たの?どこに行ってきた〜?

まなごん

関西空港からレンタカーで和歌山県に寄って、そこから神戸、淡路島と車できました!淡路島の伊奘諾神社とか、おのころ島神社も見てきました〜!

沼島の方

君は「古事記」に興味があるかい?「古事記」はね、ただの歴史書ではないんだよもしも、君が時間があるのなら、この島を回った後に「神宮寺」へおいで。

沼島の方

私はそこの神主をしてて昔は「古事記」の語り部をしてたんだけど最近は体の調子が悪くてやめてたんだが…興味があれば話を聞きにおいで。

まなごん

え!古事記旅をしている私にとっては信じられないくらい有難いこと…聞きたすぎる…!!!)
ぜひ!!お話聞きたいです。また島を回った後、立ち寄ります!

今思っても、幸運でした。

あの時「水」を買いに戻った事で出会えたんですそれと「神宮寺」ですが、実は前日の島歩きで立ち寄ってた場所ですぐに頭の中で「ここだ!」と場所もわかりました。

宮司さんのお名前も教えてもらって、すぐに携帯にメモ…。必ず聞きに行く、これは思ってもいなかったすごい事だ..と嬉しさを噛み締めずっと歩きながら考えました。

この日はこんなに美しい空でした。ここら辺で宮司さんとの出会いがありました。

考えながら「おのころ神社」へ

先ほどの方ですが、私が「伊射奈岐神社」いってきた〜あたりから私が古事記に興味がある?と察知したのかもしれませんが、まず「察し力」がすごい…そして思ったのが、話しやすい方でした。

それにしても嬉しいなぁ〜と考えながら汗が吹き出す坂道を登ります。

このような半山道を歩きます。道には島の「カニ」がいっぱいいました。

ここを登ってきます。。

「この島を周った後に「神宮寺」へきなさい」というのって、なんかロールプレイングゲームみたいだ..とw..何か条件をクリアしたその次の展開へ〜みたいな..。
でも、これはまたとないご縁!!

私はいろんな人へ「日本、歴史、文化」の素晴らしさを発信していきたい!
その一心でこの旅を始めようと思ったのです。
この出会いはどう考えても運命的としか考えられない
!!(泣)

高揚感でいっぱいになりながら「おのころ神社」へ。

でた〜〜〜心臓破りの階段ww
うおおお〜〜〜登るぞお〜〜〜です。

国生みの聖地「おのころ神社」

ひたすらの「坂道」を登り汗だく。9時半ごろです。

あと少し!

は〜〜感動、もう感動w

もうまずは先ほどの出会いに感謝感謝感謝…

天気にも恵まれこうして、
無事にここまで来れたことも感謝感謝感謝..

とにかく感謝しまくりお参りです!!

後ろを振り返ると..

沼島の港が見えます。まるで..ここの神様が「沼島にやってくる人」を迎えているようにも感じる、そして沼島を見守っている感じです

うわ〜〜〜〜と感動。決して大きくない神社ですが自然の光が美しく差し込み、草の匂いが暖かく包み込んでいてなんとも厳かな感じです。

狛犬たちも街を見守っている見たい。

感動の一言です。この島こそが「国生み」の聖地。
そうなのではと不思議と感じられる空間です。

伊奘諾と伊邪那美の像

おのころ神社には日本を産んだ2柱の像が。

今を生きる日本人はどれくらいの人が「古事記」を知っているんだろう。

伊奘諾と伊邪那美の神話をどれくらいの人が知っているんだろう。時がたつと私たちは過去を忘れていく..それは仕方ないことですが..

せっかく日本に生まれてたからには「昔のお話」に少し「想いを馳せて」て歩いてみる。
すると「発見」や「今の幸せ」を感じられると思います。

今の幸せは過去の多くの人たちの人生が繋いできてくれているんだと感じられると思います。

「旅」は「自分との語り合い」ができる場だと思います。

想いを馳せて「感謝」し「自分を見つめ直す」..これが私の旅の醍醐味であり、
そういった旅を紹介してきたい。
そのためには「知ってもらう」ということからだと思うんです
..

その為にも小さいことですが、皆さんに役立ててもらえる、
楽しんでもらえるブログを更新して行かねば、と思った瞬間でした

ちなみに!この2柱の神様の国生みの話は過去の古事記旅ブログに紹介してます^^
よければご覧ください!

「イザナギとイザナミの国生みと不遇の子」

「イザナギとイザナミの国生みの契り」

「イザナギとイザナミの永遠の別れ」

不思議な厳かさが漂う「おのころ神社」

簡素な感じの神殿ですが、不思議なほど雰囲気が良い。

国生みにまつわる絵も奉納されてます。

私はこの時点でかなり感極まりました。やはり沼島がきっと何か秘密がある島なんじゃなろうか..と思えてならないのです。

沼島が神話舞台説 POINT

・古くより政治上でも「重要な地点」とされた(沼島八幡神社の説明より)

・島の住民も話す島の独自の「神秘」さ

私も何か惹かれるものを感じます。過去から重要拠点とされた場所です。何か繋がるかも..

島を半周ハイキング

自凝神社〜山道へ

「自凝神社」の裏手、2柱の像より先にこのような山道があります。ここから島を半周できるルートになっています。

ひたすらの…

山道です。

この日は天気が良くで気持ちい…散歩散歩。

ですが、蜂&でっかい蝶々&でっかいカナブン?!巨大バエ、あと蜘蛛の巣wの大襲撃が続きます

こういうのが驚くほど
大量に飛んでます!

沼島を歩かれる際は、「ムヒ」「虫除けスプレー」はおすすめです。
※島には「ムヒ」や「虫除け」は売ってません!!

(ちなみに宿の人は「虫に刺されることを気にしたことがなかった」とのことでした!笑 確かに自然の摂理

1つ目のポイント

おのころ神社を出て約20分ごろ。一つ目の看板発見!

迷わず、「上立神岩」方面へ向かいます。

看板から15分ほどでしょうか。しばらく歩くと少しひらけて海が見えてきます。

ちなみに、なうはこの辺ですね。

少し、海風が漂うこのような道をひたすらに歩きます。

海の向こう側に島が見えます。。
どこだ〜…と考えギリギリ電波があったので地図を確認。すると「和歌山県」のようですね!おそらく方向的に「和歌山市」とかその辺りが見えてるようです。

やっぱり加太とか友ヶ島にヒルコ説はあるんじゃない〜?!もう〜とかボソボソぼやいてましたw

よければ私の珍歴史探偵をご覧ください。。

ようやく?人の道

と、ようやく人の道らしき場所に出ます。「自凝神社」を出て約50分〜60分くらいです写真撮ったりしてたからちょっと遅くなってる感じですが^^;この時点で10時半ごろです。

ここ、見覚えあるじゃないか!!そう早朝に死ぬほど汗を流した「山ノ大神社」へ続く別れ道!!!

「山ノ大神社」の神様は私に「島を回ってから来なさい..」ということだったのかw
これは行くしかないでしょ!ということで激坂をリベンジです。

気合いで登る。この日の運動量は計り知れません。(後日談ですが帰ってきたら体重が減ってました)

この坂をまた登るのに15分ほどでしょうか。今朝のことを思い出し「沼島の灯台方面」まで行けば「山ノ大神社」への道があるのかもしれない!と考えてました。
これが..また..体力を削ることに..なるとは..つゆ知らず。

▼この日の朝の珍劇が書いてます。

沼島の人に愛される「山ノ大神社」

たどり着けるのか。。

鳥居は草ボーボーで人が歩ける感じじゃなくどこから行けば良いのか分からなかった朝。

とにかく、リベンジ行ってみよう!!ということで死ぬほど汗を流しながら、心臓がぶち破れそうになりそうな激坂を登ります。人もいないので構わず「は〜〜〜は〜〜〜〜は〜〜〜オエっ..」とかいいながら登りました。

後行く方の参考になればと思いますが、短期的ですが「かなり激しい坂」なんです。

行かれる方はお水必須です〜!

ここまできました。今朝は朝食の時間もありここまできて怒涛の引き返しをしました。

が!行くしかないでしょ!ちょっと、灯台まで行こうと!

およそ5〜7分ほどでしょうか。
灯台ちゃく!!!

あれw..どこからも「山ノ大神社」への道が..ないっw!!!(ちょっとこの灯台怖いよ〜です泣)

周辺の茂みに入りましたが(笑)
「ないっっ!!!」

やはり..間違いなく「あの鳥居のどこかから行くしかないのだ」と理解。

また引き返します..あの鳥居まで..!!何往復w下は今朝の写真です。
が道の右側に鳥居が連なってますが、
やっぱりこの鳥居の真ん中を通るしか道がないんだと感じました。

上記の写真通り、鳥居真ん中は「草ボーボー」で、人が通れる状態じゃないがここからしか考えられんw

冷静に他人のブログ情報を探ってみました。(最初からやれw)

すると..5年ほど前の投稿が..なんと普通に草が生えてないw
5年前は綺麗だったのかwww

この方のブログ..拝借いたします..これです。

パワースポットへ行こう♪ https://ameblo.jp/tomo-chupi/entry-12011001847.html

全然環境が違うw&なんて軽やかな女性のブログw
獣道を汗だく往復×3している私のブログとは違いますw

ここで気づきました。「コロナ」もあって人があまり来てなく雑草が生え放題になったのか..か、そもそもあまり人がこない(時期じゃない)?から雑草が生えるのか..と。
しかし確実にここだ。です。

【重要POINT】山ノ大神社への行き方

今後行かれる方に参考になれば嬉しいですが(その時には雑草は撤去済みかもですが!)
確実にこの鳥居が本殿に繋がってます!!
(普通に考えればそうですがw)

どこから入れるかを確認しました。すると..

目印はこのチクチクの「木」です!

「WHATw」ってなりますよね..笑 
奥間違いない。笑

でもわかりますでしょうか?
あの「黄色い鳥居」があります。
唯一ここだけ少し人が入り込める空間が空いていてそこから「黄色鳥居」の真ん中の道に入れます!!

ちょうど連なってる鳥居の真ん中くらいです。

ここから奥の黄色鳥居へ入りました。入るとこんな感じです。

ちょっと歩ける感じになってる!!
このまま直進です。

しかし!注意です!
「チクチク草」が結構生えてます!

登山をするとよくあるのですが草の葉先が「棘」になってて服の上からも刺さってチクチク痛みます。

出来るだけ、葉に当たらないように、注意しながら歩いてくださいね!(筆者は刺さりましたw)

やっとこさです!
この道を進むとたどり着けました〜〜!!

山ノ大神社です!!

すごくいい雰囲気!!しかしお参りの場所は閉じてるみたいです。お祭りの時にだけ解放されるのかな?

山ノ大神社について

「海上安全」「四季豊漁」などを漁業者が祈願する神社です。毎年、成人の日頃にお餅を投げる行事が行われ、娯楽の少なかった昔には、その近くの山の運動場にみんなが集まり、山の運動会を催していました。(沼島 見る・知るを紹介HPより)

中にはお稲荷さんです!「海上安全」「四季豊漁」にご利益がる神様ということだったので、ちょっと意外でした..!しかしなんとも清々しい場所なので無事にたどり着けたことを感謝しお参りしました。

ちなみに神社の目の前ですがこんな感じ。
まさに雑草生え放題!これは..見つけるの難易度高かった..

行かれる際の参考になれば嬉しいです〜
今度来たらなんで「お稲荷さん」なのかを島の人聞かなきゃ!

「神宮寺」の宮司さんの場所へ!

遅くなってしまった!この時点で11時すぎ。11時半ごろには神宮寺に行きたい!と思いまた駆け足で山を降ります!神宮寺は港の直ぐ近くです。

実際この出会いは大きいものでした。
この古事記旅を過去の実証を持って「総まとめ」するかのようなお話です

古事記は「ただ古代歴史書」ではない、その意味をしっかりお伝えできるように..
次回気合いを入れて書きます!!!!

いろんな人に「日本人のルーツ」や面白さをお伝えできるように…!

島でみた綺麗な蝶々です^^(都会にもいるみたいですが笑)続く。

〜No.12〜

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