古事記編 ひとり探検隊「伊奘諾神社」「悲しい龍神様のお話」-No.7-

28日(日)<7:30>淡路市のホテルを後にして、「淡路島」の古事記所縁の場所へ向け出立!まずは、「伊奘諾神宮」へ!

淡路島の一之宮さん「伊奘諾神宮」ってどんな場所?

堂々たる正門!

伊奘諾神宮は全国の23つの「神宮」社号をもつ1つで、由緒ただしき淡路島の「一之宮」です。

ちなみに、「社号」というのは神社の名前の後に着く6種類の呼び方で(こちらは豆知識に今後追加予定です….)その中でも「神宮」という社号は、古事記でも有名な天照大神(太陽の女神)を祀るとされる三重県の「伊勢神宮」の正式名称だそうです。また時代とともに天皇を祀るなど「皇室」に所縁のある神社の社号として「神宮」は用いられるようになったとのことです。

例えば東京都「明治神宮」、奈良県「橿原神宮」..いずれも天皇に所縁のある神社に使われてます!

伊奘諾神宮の由来

名前の通り、日本の創造神「イザナギ」が祀られる神社です。
古事記でもかなり印象的な話として語られる「イザナギとイザナミ」の決別後自らの余生を過ごす場所として「幽宮(かくりのみや)」を立て過ごしたのが「淡路の多賀の地」ここ…「伊奘諾神宮」だそうです。

滋賀県の多賀神社も候補にあげられてます…真相はどうでしょうか!

あんなに仲良し夫婦が、、何があった!!と古事記を知らない方は思うのではないでしょうか。古事記の序章でも私が意外とこの物語が好きかもしれません。簡単に..ご紹介します。

伊奘諾と伊邪那美の永遠の別れ..

黄泉の国の物を食してしまった..伊邪那美…

衝撃的なイラストですが..2柱の別れは突然でした。国生みが完了し、次は神々を順調に産み進める2柱でしたが、イザナミが火の神「カグツチ」を出産したとき、陰部が焼けその傷によってイザナミは死んでしまいます。

そして「黄泉の国」へ旅たって行くのです。イザナギの悲しみと怒りの矛先は生まれたばかりの「カグツチ」へ…。そしてカグツチを斬殺してしまいます。

ちなみに!!小ネタとして、私は「鬼滅の刃」が好きですが主人公の炭次郎君のモデルはこの「カグツチ」だそうですね…このカグツチ…生まれてすぐ実の父に逆恨みされ殺されてしまう…悲劇的すぎる!!!!

ちなみにちなみに切り刻まれた「カグツチ」から8柱の神様が生まれたり、この辺りから神々は尿だとか鼻水だとか様々なところから生まれてます。。。

カグツチを殺してもだめ!イザナミを忘れられないイザナギは黄泉の国へイザナミを連れ戻しに行きます。

イザナギ

愛しのイザナミよ!いるのだろう、まだ私たちの国づくりはまだ終わっていない。神々もまだ足りぬ。私と一緒に戻ろう!!

イザナミ

愛しいあなた。もう遅いのです。私はこの国(黄泉の国)のものを口にしてしまった。あなたとは、もう戻れません。ですが…せっかく来てくれたのですからこの国の神と交渉してみましょう。1つだけ約束してください。決してこちらを覗き見ないでください。

その国のものを口にすると戻れない。そうジブリ「千と千尋」でもこの描写がありますね。ちなみに筆者は旅に行けば必ずその土地の美味しいものを体に入れます(笑)

そして本当に興味深いのは昔話といい「みないでください」という絶対に「フリ」の台詞。なぜいつも出てくるんでしょうか。。見ないでと言われれば見たくなるでしょう!ということで….

イザナギ

(遅い、遅い、遅すぎるぞ!もう待てない。真っ暗闇で中が見えない…)
〜髪飾りを使って火を灯す〜
イザナミいるのか? …..!!!!!!!!!!!!

イザナミ

見るなと言ったのに…私に恥をかかせたな!!貴様を生きては上界へは返さん!!!

周辺には8柱の「雷の神」、そしてイザナミは見るも無残に腐り果てていた…。イザナミをみて恐れおののき逃げるイザナギを、黄泉の国の「黄泉醜女(よもつしこめ)」に追跡させます。死ぬ物狂いでイザナギもあの手この手で必死に地上界まで逃げます!!

自分の髪飾りをぶん投げると、それが瑞々しい山葡萄や筍になり、それに貪りつく黄泉醜女たち…これに腹を立てたイザナミが雷神と1500ものバケモノの追っ手を放つ。(女の恨みはこわすぎる…)

なんとか黄泉比良坂の坂下についたイザナギは近くに実っていた「桃」を投げつける!バケモノたちは退散!しかしイザナギ引き下がらない!最後まで追って来たのです!

ちなみに「桃」は昔から「厄を払う」とされており古代神殿の跡地からは儀式に使用したと思われる大量の桃の種が見つかったりしています。

イザナギ

なんということだ!!このバケモノ女が!!!

と、火事場のバカ力で巨石を持ち上げ黄泉の国の入り口を塞ぐのです。

イザナギ

愛してたのに、信じていたのに、私を裏切った!!許せない…私はあなたの国の民を1日に1000人殺し続けてやる!!!

イザナギ

妻のお前がそうするのならば、私は1日に1500人の新しい命を生み出すまで!!!

こうして、2柱は永遠の別れの言葉をかわしました。これにて、この世に「生と死」ができ、イザナミは「黄泉津大神(よもつおおかみ)」と名を変え死者の国の神になったとのこと…。夫婦でこの世とあの世を統治する神として、決別したということです。

その後、イザナギは「黄泉の国」で汚れた体を洗い流します(禊)。すると!左目からは「天照大神」右目から「月読命」、鼻からは「スサノオ」が生まれ落ちたのです。とても有名なこの3柱は実は、イザナギ1柱から生まれてきた大神なのです。

イザナギ

最後に私は崇高な神を産めた…我が国の統治権はアマテラスへ任せ、私は隠居しよう。

という流れでの隠居地が「伊奘諾神宮」ということです。ちょっと長い下りでしたがここまで知ると感慨深くないでしょうか。ちょっと伊奘諾がかわいそうですね…

生と死の発生のきっかけを作ってしまった「カグツチ」。でもこの決別で太陽神「アマテラス」と月神「ツクヨミ」海神「スサノオ」が生まれて、世界を形作る訳です。「カグツチ」の悲劇をきっかけに世界が新しい状態へ入っていく訳です!

そう、鬼滅の刃は主人公「炭次郎」は「カグツチ」がモデル。「炭次郎」の悲劇から始まり、彼が登場することで鬼と人間の世界は新しい段階へと進む…そういう意図があるなら…すごいw(作者の先生がすごすぎるゾワゾワ)

古事記は、様々なアニメや漫画などのストーリーにインスピレーションを与え続けているのも素敵なとこです!

伊奘諾神社を歩く

第一印象はすごく「堂々とした雰囲気」の神社だと感じました!ご利益は「縁結び」と言われてます!が、私的には厄払いとか、運気UPもいただけそうな..どっしりとした頼れる風格を感じました!

天皇の象徴とされる菊花紋章
伊奘諾神宮

<ご祭神>伊奘諾大神(イザナギノオホカミ) 伊弉冊大神(イザナミノオホカミ)

境内を歩くと、気になるオブジェが。

これが!!!!めちゃすごいし面白いんです!!すごく興味深かった。。この石碑は「伊奘諾神宮」を中心にして各方角に所縁の神社が配置してあることが書かれてます。。その神社の位置は太陽の登り沈みの軌跡に被るらしいのです。

日本全国には数多の神社があるので、適当に線を引けば何かしらには当たりそうですが…でもこの線上に本当に神格が高いメインどころの神社のみが点在するのは不思議でしかない。というか計算された配置なのか…どうなんだろう。古代の人って本当にすごい。太陽とか星とか、そういったもので方角を正確に捉えて進んでいたのだから…。

これはやはり「淡路島」が日本の始まりだという、古代の人のメッセージなだろうか…。

ちなみにこれからのブログで書きますが、これには後日談があって…。この石碑の太陽の軌跡に関することなんですが、ちょっと「ぞぞっ」とする繋がりがこの後「沼島」で知ることになるのです。やっぱり..数千年たっても必ず痕跡は残っていると感動でしたが、、早く書きたいけど!またおって。。。

そして、境内はと〜ても広いです。右は「夫婦大楠(めおとおおくす)」です!

いつの間にか2本の「楠」が根を合わせて1株に成長したそうです。そして近くにある神社が「岩楠神社」だそうで、蛭子大神を祀り、夫婦円満、良縁、子授けにご利益があると看板に書かれてました!

とにかく広いし、見所たくさん。何より日本の生みの神様を祀る大きな神社です。淡路島へ来たならば一度ご挨拶気分で訪れてみるのも良いかもしれません!

伊弉諾神宮 公式HP https://izanagi-jingu.jp/

Googleでみなさんが「なんだろう?」と言われている「伊奘諾神宮御斎田」

グーグルマップをみると伊奘諾神宮の近くに「伊奘諾神宮御斎田」の表記。口コミを見るとみなさん「なんだろう?」といった感じだったので、宮司さんに聞いてみました!

写真の通り、そう「田んぼ」です。なんの田んぼだろう〜と宮司さんに聞いてみたところ、伊奘諾神宮では年間を通して約80回ほど御神事があるそうですが、御神事に使用するお米、お酒など「神様へ献上」するお食事を全てこの田んぼで作っているそうです。ちなみに御神事だけでなく、毎日神様へお供えする食事にもこの田んぼで作られたお米が使われているそうです。

そして!さらにすごいのが、ここは古代から変わらぬ製法でお米を作り続けているとのことです。全て昔から伝わる通りに人の手で、丹精込めて作られた「米」を神様へ献上している..そんな素敵なお話が聞けました。

ぜひ、誰かに「これ何?」などの質問を受けた際!「神様への食事となる米を、古くからの製法で作り続ける神聖な場所なんです!」と伝えてみてください^^(長い?)

古事記ちょっと脱線。寄り道したい神社

「悲しい龍神様」の伝説がある場所

古事記たび!!!と勇んで来てましたが、淡路島は日本でも神社の数が多い場所です。神社好きとしてはどうしても脱線して行きたい場所が…それが題名にもある「悲しい龍神様伝説」の場所です。

どうしても、気になってしまい実際にこの目や感覚でみてきたい!折角ならば寄って行こうと訪れた場所です。ちなみにその場所は今回の記事のTOP画像にも使ってる場所です〜

実際に恐る恐る…洞窟に入ってそこから外を撮った時の写真です。なんか幻想的に撮影できました。

ちなみにですが、その場所の名前は「岩戸神社跡」です。なんと、すでに廃社になってしまっている場所ですが「悲しい龍神様伝説」としていまだに人がちらほらと参拝にくる…ということです。「廃社」と言われる場所に、まだ「神」はいるのだろうか…そもそもどのような場所なのか…実際に行ってきた話を書きます!

その話は次のブログに載せていきます!!

〜No.7〜

続きます・・・・・

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