古事記編 内陸におのころ島?そして沼島へ!「おのころ島神社」「沼島 」-No.9-

岩戸神社を後にして次は内陸にある「おのころ島」神社へいきます!!

淡路島内なのに何故「おのころ島」が…昔ここは入江の中にあって島のようになっていたとのこと。そして、ここもまた国生みの聖地として古くから言い伝えられている場所とのことです。

オノゴロ島の候補地として「絵島」「沼島」の私は2島をあげてますが…この「おのごろ島神社」も国生みの聖地である..それは如何に…さて…実際にみてみようと立ち寄ってきました!

おのごろ島神社について

おのごろ島神社の前には巨大な鳥居が!まず由緒はどのようなものか書かせていただきます。

おのごろ島神社について

<ご祭神>

伊弉諾命(イザナギノミコト)
伊弉冉命(イザナミノミコト
合祀 菊理媛命(キクリヒメノミコト)

当神社は、古代の御原入江の中にあって伊弉諾命・伊弉冉命の国生みの聖地と伝えられる丘にあり、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されてきました。

古事記・日本書紀によれば神代の昔国土創世の時、二神は天の浮橋にお立ちになり、天の沼矛を持って海原をかき回すに、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となる、これが自凝島である。 二神はこの島に降り立たれ、八尋殿(やひろでん)を建て 先ず淡路島を造り次々と大八洲(おおやしま)を拓かれたと記されています。

由緒は、ここが国生みの聖地の始まりという内容になっておりましたが、実際に歩いてみました!

この階段を登って本殿へ進みます!楽しげな、やさし〜〜雰囲気の神社です!ちなみに、ここの神社のご利益はズバリ「縁結び」です。ご夫婦のかたやカップルで訪れてる方が多くいらっしゃいました。

ここが御本殿です。何と言っても「優しい」というキーワードがぴったりなのんびりとした境内。デートスポットとしてもとてもオススメです。

境内は広く、様々な見所がありますが気になったのがここ、「縁結び」所縁の場所として楽しめる要素があります。カップルや、ひとり旅の人もここで「ご縁」を祈ってみてはいかがでしょうか?

私は一人だったので「お一人で来られた方」のお祈り方法で、一応旦那との縁を願っておきました笑

また境内には八百万の神々を祀るとされる場所も!ご利益がありそうなのでご挨拶^^

境内を散策しながら、そして周辺散策です。なんと!!近くにイザナギとイザナミが立って「国生み」を開始した「天の浮き橋」が近くにあります。

ふむ〜〜住宅街に突如現れます。

ふむふむ…ここがその「天の浮橋」とのこと。そして、調べると近くに「葦原」もあるとのこと。。ここから歩いて5分ほど、行ってみることにしました。

この郵便局の脇道を歩いていくと…

こ〜〜〜んな広い場所に出ます。あの向こうにある、木が2本立っている場所が「葦原」とのこと!どれどれ…せっせと歩き進んで行きます。

あそこですね!!このような畑に突如…

到着!!!蜘蛛の巣が張り巡らされてたため、、この辺りから撮影。ふ〜む…この世の始まり「葦原国」を再現した、という場所でしょうか。

ここまで歩いてきて、感じたことは、先ほどの「天の浮橋」やこの「葦原」、そして「おのころ島神社」も淡路島の人々が身近に神の存在や、痕跡を感じたい…そんな願いがあってきっと作られた場所なのかなぁと感じました。昔の人々の信仰に思いを寄せることのできる、そんな場所でした。

境内は明るく、歩きやすくオススメです!!(胸にグッと来る石碑も発見。)

おのころ島神社の近くのお菓子屋さん

「天の浮橋」「葦原」へ行った際、道の途中にある「原口製菓」さんが目につき…朝から何も食べていなかったのを思い出してここでお菓子を買って食べることに!!中に入ると、「おのころ名物まんじゅう」が!!すご〜く悩みます〜どれがいいかなぁ〜

お店のお母さんも、とーーーーっても明るい方で話が弾んで色々お話させていただきました!聞くと息子さん2人がいらっしゃって、2人とも優秀な息子様で1人は現在東京で奥様と暮らしているそう!しかも!私と職場が近くてびっくりです!もしかすると..会社的には関わっているかもで世間は狭いな〜と和みました。

ただ、コロナ影響でご結婚式をあげられないなど大変なようでした><でも話に聞くととっても素敵なお嫁さんのようで、聞いててこちらまで幸せになりました!早くコロナが落ち着いて素敵な式をあげられますように…

ちなみに!お母さんにオススメしてもらったまんじゅう!

この淡路島の焼印が入ったまんじゅうを購入!!!中はこしあんです^^

食べてみると…..なんと!!!!!激ウマです!!!!!!

こしあんですが、後味がスッキリしてて甘さを引かない感じです。まさに「上品な味」!!本当にここのおまんじゅう、また来た時にリピートしたいです〜!!何より元気一杯のお母さんも魅力的でした!!

淡路島 原口製菓さま https://map.goo.ne.jp/place/SCRK7XHH/

ちなみに、、これから沼島にいく!という話をしたところ沼島のお店にもお菓子を卸しているそうです!^^

古事記旅は、主に関西を旅してますが本当に関西の方は優しく、気さくで大好きです^^私も一度奈良に住んで、職場は大阪で働いていたことがありましたが、人生の中でも本当に楽しく素敵な人々にあえて今でも、前の職場を懐かしいなと感じます。。。みんな元気かなぁ…。

改めて関西の方は親切で楽しくて本当に大好きです!私もこんな話上手になりたいな〜と…常々感じます。コロナの中なのに嫌な顔一つせず気さくに迎え入れてください心から感謝でいっぱいです。

沼島へ出発!!!

さて、おのころ神社を散歩し御朱印待ちの人たちともお話が弾み、、いろんな人と楽しく関わることができた「おのころ島神社」。一期一会をすごく感じました。思い出を後にし、ついに!!「沼島」へ!!

沼島への窓口 沼島汽船「土生港」へ

「おのころ島神社」を後に車で約40分ほど、33kmほどの沼島汽船へ!「土生港」という名前ですがカーナビで設定する際は「広島県」の方がヒットするで「沼島汽船」と入力するとセットできますのでご参考までに。

沼島汽船 土生港にある駐車場があり、沼島へは車は運べないため相棒ミラージュくんは置いて沼島へ行きます!1日500円の駐車場です。私は明日まで駐車するので1000円です^^

淡路島から沼島への便は1日10便だけの出発です^^!その日の出発時刻前くらいに「運行情報」が更新されます。船の券は出発の20〜30分前に発売しますので待合室で待ちます。

金額は大人往復920円、子供460円です。

待合室には淡路島名物「玉ねぎ」がい〜〜〜ぱい売ってました!!!大きい玉ねぎがこれだけ入ってお安いお安い!!しかも美味しそうでした〜!!

玉ねぎや待合室に飾られてる展示物をみながら船の時間まで待機。あっとゆう間に時間がきます。私が乗った時間は15時10分の便です。この日、同じ便に乗る人は10人ほどでした。

いざ!この船に乗って沼島へ行きます。沼島へは約10分ほどで到着します。

窓の外はこんな感じです。コロナの関係もあり外へは出れないようになってました!

船内にはテレビがついてて、のんび〜り眺めてました笑

テレビの音が大音量なので船内の放送はあまり聞こえず、演歌BGMで沼島へ!笑 到着後も特に「到着!」というアナウンスは特になしなので、雰囲気で下船….!!船内は結構賑やかで楽しい雰囲気です^^

沼島 本日の宿「木村屋」へ!

沼島上陸!

沼島へ上陸すると本日の宿「木村屋」さんの送迎ワゴンバスが迎えに来てくれてました!一緒に船に乗ってきた方々の1部も「木村屋」さんへ宿泊されるようで一緒に乗車。

みなさん、家族ずれです。1人だけ旅は私だけで、ちょっとキョロキョロ。笑 1人だけだったので送迎ワゴンの助手席に座らせていただき、女将さんと少しだけ話をしました。

沼島は「ハモ」を食べに来る人、そして「神話」巡りに来る人がやはり大半だそう!私も今回古事記旅ということを伝えると「上立神岩」へはぜひ行ってみてとのことを聞きました!島のかたがこれだけ仰るというのは、期待が高まります!

ここが本日の宿!「木村屋」さんです^^綺麗です〜

車では港から2分ほどで宿到着!徒歩だと7分ほど出そう。なんと!!!今日の宿泊客の名前の札が!!!ありがたい>< (一人ですが御一行..><;すみません!)

宿のフロントはこんな感じ!館内は新しく綺麗です^^

今夜のご馳走「ハモ」
カメラを向けるとサービスよく寄ってきてくれました。
こんにちわ〜君がさばかれちゃうのかな…

これが「ハモ」のようです!!!すごい…ナマズのような…長〜い魚。関東ではなかなか食べないですよね。筆者は北海道出身ですがこうして旅で沼島にきて恥ずかしながら「ハモ」という魚を認識しました。。(道民は知らない人もしかすると多いかもしれない。。。)

部屋は海の幸の名前。私は「さざえ」の部屋です^^


お部屋はこんな感じ!!広くて綺麗で素敵です^^!

宿には「ツバメ」の巣も!元気な赤ちゃんがいっぱい!お母さんが来ると大興奮!元気に育ってね。

美味しさの衝撃「ハモ」料理!

さてざっ….と…紹介してきましたが、沼島は京都の料亭に「ハモ」を卸す、まさに「ハモ」の名産地!「木村屋」さんの宿泊プランはこの6月時期はハモが旬の時期ということで、全てのプランが「ハモ」の食事プランになってます。

本当にラッキーだったのですが「古事記旅」で沼島に訪れたこの6月、ハモがまさに旬の時だそうです!!秋になると産卵を終えて脂が落ちてしまうから、この時期が産卵前で脂も乗っててお腹に卵も!とても贅沢な時期だそうです。

宿泊の方々ともご飯前の温泉などでお話しする機会があり、なんと!みなさん全員「ハモ」を食べに沼島に宿泊しにきているそう…それくらい「ハモ」は美味しいんだそうです。

ハモが目当てではなかったのですが、旬の時期に来ることができてすごくすごくラッキーを噛みしめ…とにかく楽しみになりました!!(このたびで間違いなく、群を抜いての「贅沢」です…)

もう、夜が待ち遠しく何も一切食べずにお腹を空かせることにしました。。。その絶品「ハモ」ですが次回のブログに書きたいと思います。。。もう、私の好物に「ハモ」が追加されるほど絶品でした。。。

すでに、もう一度ハモ目当てで「沼島」に行きたいなと感じるほどです。大げさではなく、本当に本当に美味しかった。。今度は夫を連れてきてあげたい…私だけ贅沢してしまったのに罪悪感を覚えるほどです。。。

「古事記旅」の途中ですが、「ハモ」のグルメ情報もお届けします!!

沼島での様々な経験

初めて食べる「ハモ」、そして「神話」にまつわる事実。古事記旅でもっとも私にとって印象的だった出来事、出会いがあったのは「沼島」でした。本当に人生でかけがいのない経験をもらいました。私にとって「沼島」は必ずもう一度行きたい場所となりました。

観光地としてはメジャーとは言えないかもしれない、、「沼島」。でもやっぱり古くの言い伝え、そして「痕跡」は残っていたととても感動しました。それは、今日ませ伝え続けた人々がいたから他ありません。この古事記旅でもっとも衝撃を受け、そしてみなさんにお伝えしていきたい、そういった経験をもらいました。ぜひ今後の「沼島旅」をみていただければ嬉しいです!!

〜No.9〜

続く….

2件のコメント

沼島についてのツイートにいいねをありがとうございました。また、ブログの淡路島や沼島のところを読んで楽しませていただきました。
淡路というか、明石海峡大橋にとても近い神戸市内在住で、すごく近いのに淡路へは年に二回は温泉と食事目当てに泊まりに行きます。
冬は三年とらふぐ、春は鯛やサワラ、夏はハモやら生シラス、そして数々の美味しい野菜に淡路牛。そうそう、春は最近ではサクラマスを大々的に売り出しています。淡路島バーガーも見逃せません。ワカメや海苔も美味しい!
食べ物の話ばかりですみません。

さて、沼島では漁船でのクルージングもお勧めです。お時間がありましたら是非。
沼島は、すぐそばの淡路島とは岩石などの組成が違っていると聞き、なんでやろ?と思っていたら、中央構造線上にあるからだそうです。長い長い断層の上だったんですね。
そんなことも、なんだか神話とつながりそうで、ワクワクしますよね。地味な島なのになんだか奥行きがあるようで、さすがパワースポットです。

また沼島の記事を楽しみにしております。

心の四季さま

コメント&ログもみてくださりありがとうございます!
沼島や淡路島、素敵な場所でした。。神戸に住んでらっしゃるのが羨ましいです〜!

そして年間を通して、グルメがいっぱいなんですね!
旅は景色を見ることに集中してしまって食はあまり調べずに行ってしまうのでとっても参考になります..!!!

淡路島バーガー!私ハンバーガー大好きなので食べたい!!
ぜひまた行った時に食の見所もいっぱい詰め込んで歩きたいです。。

地形についても情報をありがとうございます!!
沼島に住んでる人も神話で最初の島だと言われるのは、初めから存在してた島(海で削られてできたり、海水が低くなっできたではなく)
だからともおっしゃってたんです。それには地形を確認するとわかる〜という話をされてたことを思い出しました。。
「中央構造線上」にある..これ重要なポイントの気がします。。
次回行くときは、漁船クルージングも乗ってみて、島の地形や奇石も外側からみてみたい…

心の四季さんがおっしゃる通り、奥行きある島だと感じます、なんか秘密がいっぱいありそうな気がしワクワクします。。
やっぱりもう一回くらい歩いてみたいですね…!
ブログも引き続き沼島の話書く予定ですので、お時間ある時に見ていただければ嬉しいです〜!^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。